「・・・うあっ、寒っっ!!!」
ふ、ふざけんじゃねぇぞ!!
なんでこんなクソ寒い中帰らなきゃなんないんだよぉー!!
くそー、送れよスタッフの誰かよォー!
あー、もー嫌・・・。どうしよ・・・。
「あれ、熊ちゃん?」
振り返るとそこには卓也。
・・・・・おやおやおや?
「んふふっ・・・」
「な、何・・・」
「卓也くんっwいいモノ持ってんじゃんw」
なんと卓也はマフラー・手袋・コートと装備完璧!
・・・イッコぐらい、譲って頂こうじゃないの?
「イッコ頂戴っ!!ってか貸して!!!」
「ハァ?嫌だよ!!」
「頼むよぉ、マジで俺なんも持ってねぇの!!」
「俺だって寒がりなんだよ!皮しかないからっ!」
・・・あ、そっか。
卓也細いもんなぁ。寒いよねえ・・・。
「ごめん。やっぱいい。」
「・・・・そこで納得されるとムカツクよね」
しょーがない、走って帰ろう・・・。
走れば暖かくなるよねっ。
・・・うあー、やっぱ無理だ・・・。
こんな事なら山ちゃんに待っててもらえばよかったよぉ・・・。
「・・・はい」
「・・・?何・・・??」
卓也が差し出してきたのはカイロ。
・・・こいつ、そこまで寒がりなのか・・・。
って、いうか何??
「あげるよ」
「え・・・。だって寒いんじゃ・・・」
「いいよ。」
卓也は俺にカイロを無理矢理握らせた。
次の瞬間、首にふわりと何かが巻かれる。
すぐに首周りが暖かくなった。
「じゃ、また明日!」
「・・・えっ?!お、おい、卓也っ?!」
卓也は俺の言葉を聞かずに、走って帰った。
これ・・・。マフラー・・・。卓也のじゃん。
え、何・・・もしかして貸してくれたの・・・?
「・・・・・・ばっかじゃないの、寒がりの癖に・・・・・・」
カッコつけ。
そんなんだからいつまでたっても小さいんだよ。
・・・でも・・・。
「暖かいや・・・」
寒い寒い、12月の出来事―――。
*オマケ*
「えー、卓也は風邪で休みだ」
(マジっ?!)
はい、意味不。はい、サヨウナラ(エ)
666キリリク。「たくまでほのぼの」。なっつ様より。
あー、わけわかめでつ・・・。
ワタシの中で熊=寒がりな意識が・・・(何故)