※原田産業のマイクロスモーカライザーとピコスモーカライザーが販売終了され、ピコ　プラス　スモーカライザーが販売開始されました（2010/8）
※原田産業が禁煙指導グッズの販売を始めました　→原田産業の禁煙指導グッズのページはこちら（2010/8）
※尿・唾液・血液コチニン検査の外注について追記しました（2010/8）
※根本特殊化学の呼気COモニターの価格やメンテナンス費用、ホームページ、連絡先が変更されています（2010/5）

呼気中の一酸化炭素を測定します。禁煙外来の定番機器。　　→尿中コチニン測定器はこちら　→唾液中コチニン測定器はこちら　→血中コチニン測定はこちら

※　検査結果記入用紙はこちらをお使い下さい　→　スモーカライザー結果記入用.doc 41KB　（結果を記入して本人に渡します/A4縦）

● マイクロスモーカライザー　（原田産業の商品説明のページ）　本社大阪　TEL 06-6244-0978
※2010年7月で販売終了となりました（製造元のBedfont社が後継機種に変更したため）
→　後継機種はピコ　プラス　スモーカーライザーです
呼気中一酸化炭素濃度測定器の元祖。

医療用具承認番号	20400BZY0060000
定価	16万5千円販売終了	原田産業のパンフレット （クリックするとメーカーサイトが開きます）
納入価	約15万円程度？販売終了
検知範囲	0〜数百ppm
精度	1ppm区切りで表示
ガス検知方式	エレクトロケミカルセンサー
測定濃度表示	デジタル表示
測定項目	CO濃度 ／ ％COHb濃度
外形寸法	８６mm（幅）×６３mm（奥）×１４４mm（高）
本体重量	225g
メンテナンス	6ヵ月に1回のキャリブレーション。原田産業に送付。 必要な場合代替器の貸与(1日7000円)にも応相談。 ※メンテナンスは自分でもできますが必要な機器が高価で非現実的
メンテナンス費用	1回7,500円
※原田産業ではレンタルも行っています。 1日あたり1台\7,000-（税別）　発送時の送料は原田産業負担、返送時送料は利用者負担。　別にマウスピース（100個入り\2,500）が必要。（2004/11/9確認） ※販売は終了していますが、メンテナンスは今後も継続されます。　（2010/8/9確認）

● マイクロCOモニター　（セティ株式会社の商品説明のページ　・　フクダ電子の商品説明のページ）
マイクロスモーカライザーよりコンパクトで値段もやや安くなっています。パソコンに接続してデータを転送できます（専用ソフト「ＣＯＢＲＡ」が必要）。
2006年3月からは、フクダ電子からも販売されています（製造はMicro　Medical社（英国）で同じ製品）。
セティ株式会社とフクダ電子から販売されている製品は、それぞれ標準品のセット内容などに違いがあります。　→セティ株式会社とフクダ電子のマイクロCOモニター販売の違い

医療用具承認番号	21300BZY00425000	フクダ電子のパンフレット　（pdfファイル618KB） （クリックするとダウンロードします）
定価	14万8千円（セティ株式会社・本体とマウスピース100個） 16万3千円（フクダ電子・本体とマウスピース100個）
納入価	約13〜14万円？（セティ株式会社） ？（フクダ電子）
検知範囲	0〜500ppm
精度	1ppm区切りで表示
ガス検知方式	エレクトロケミカルセンサー
測定濃度表示	デジタル表示
測定項目	CO濃度 ／ ％COHb濃度
外形寸法	６０mm（幅）×２６mm（奥）×１７０mm（高）
本体重量	160ｇ（電池含む）
メンテナンス	年1回のキャリブレーション。 ※メンテナンスは自分でもできますが必要な機器が高価で非現実的
メンテナンス費用	1回5,000〜10,000円（但し、販売店に要問合せ）

※　セティ株式会社とフクダ電子のマイクロCOモニター販売の違い(メーカー提供資料による)
赤字の専用ソフトの扱いに違いがあります

● マイクロCOチェック　（セティ株式会社の商品説明のページ）

上記2機種と比べて安いのですが、測定結果は4段階でしかわかりません。イベントなどで複数台使用、結果はアバウトで良い場合などはいいかもしれません。

● 呼気ＣＯモニター　ＢＣ−７１１Ｍ　（根本特殊化学株式会社の商品説明のページ）　
2008年6月に販売開始。医療機器としての承認をうけたものとしては、国産初の呼気ＣＯ測定器。
先発の海外製品に比べて安い。
マウスピースを細くして、測定ごとに呼気を排気するための専用ブロアがついていることなど従来品にない特徴がある。
注文・問い合わせは、根本特殊化学株式会社　TEL 03-3333-7341（ネット販売あり）
※2010年春に価格やメンテナンス費用が変更されています

医療用具承認番号	22000BZX00575000
定価	94,500円　（旧定価98,000円）
納入価	Ｗｅｂ直販価格 8万8千円（税込・送料無料） Webでの注文も定価となったようです
検知範囲	0〜100ppm
精度	測定結果はppmで表示される。呼気中に含まれる数種類のガスのうち、一酸化炭素だけを測定するとのこと。発売当初、検知範囲は0〜200ｐｐｍであったが、実用範囲に狭めて精度を上げる改良が加えられている。
ガス検知方式	エレクトロケミカルセンサ
測定濃度表示	デジタル表示
メンテナンス	１年に１回のキャリブレーション ※メンテナンス時の代替機の貸し出機について 希望があれば、メンテナンス期間中、貸し出されますが、台数には限りがある為、事前に予約をして頂く事になるとのことです。 費用・・・無料 但し、貸出機の送料（の一部）は負担必要。（メンテナンス費に合わせて請求されます。） 地域によって送料は異なりますので、”メンテナンスのご案内”を発送する際に記載される予定です。 一例としては、当面、関東近県で６３０円、九州・北海道が９４５円、沖縄本島は１０５０円程度になるということです。
メンテナンス費用	6,300円　5,000円 根本特殊化学宛送料は利用者負担。根本特殊化学からの返送料は無料。 尚、３年を超えて使用の場合、或いは定期メンテナンスが実施されていない事が原因で、センサの交換の必要性が認められた場合には、センサ代金として15,750円　5,000円　が別に必要。 メーカーは2〜3年毎の交換を勧めています。
キャリングバッグ・ブロアー・マウスピース10個附属。 専用マウスピース1箱（100個入り）は\2,730-\2,200。2箱\4,830-、3箱\6,930-。個別包装。 本体と同時購入時のみ\2,000（5箱まで）に割引。

● ピコ　プラス　スモーカーライザー　（原田産業の商品説明のページ）　
2010年7月に販売開始。原田産業が販売していたマイクロスモーカライザー、ピコスモーカライザーの後継機種。
マイクロスモーカライザーとピコスモーカライザーの特徴を兼ね備えたとのこと。
購入は、原田産業からではなく、お近くの医療機器取扱店から購入します。

医療用具承認番号	22200BZX00121000
定価	118,000円　（マイクロスモーカライザーより安くなった）	原田産業のパンフレット　（pdfファイル384KB） （クリックするとダウンロードします・メーカーサイト直リンク）
納入価	？　（お近くの医療機器取扱店で交渉下さい）
検知範囲	0〜99ppm
精度	1ppm区切りで表示
ガス検知方式	エレクトロケミカルセンサー
測定濃度表示	デジタル表示
測定項目	CO濃度 ／ ％COHb濃度
外形寸法	45×75×120mm
本体重量	約200g（バッテリー含む）
電源	単3アルカリ乾電池×2本 （普通の電池になりました）
メンテナンス	1年に1回のキャリブレーション推奨。原田産業に送付。 必要な場合代替器の貸与(キャリブレーションまたは修理終了まで10,000円)にも応相談。 ※保証期間中またはその後であっても、点検の結果、修理代請求に相当しないケースの場合は貸与代も請求しません。
メンテナンス（キャリブレーション）費用	1回7,500円
マウスピースは使い捨て、サンプリングコネクターは個人使用を推奨しています。 アルコールの影響で故障や測定異常が発生するのご注意下さい。 ウィンドウズ対応専用ソフト（COdata+）を使用して、測定結果の保存・印刷が可能 附属品 D-サンプリングコネクター1箱（12個）、アルコールフリーワイパー1パック（25枚）、フラットマウスピース50個 ウィンドウズ対応専用ソフト（COdata+）英語版、日本語説明添付　※ソフトの日本語版は後日納品（9月初旬予定） 別売品 品名 定価 D-サンプリングコネクター（フラットマウスピース用）　1箱（12個入り） 　※購入時に1箱同梱されています 4,000円 フラットマウスピース　1箱（250個入り） 　※購入時に50個同梱されています 　※旧機種の丸型マウスピースは本機では使用できません 4,500円 アルコールフリーワイパー　1パック（25枚入り） 　※購入時に1パック同梱されています 800円
※原田産業ではレンタルも行っています。 レンタル機種は、旧機種のマイクロスモーカライザーまたはピコスモーカライザーでの対応になります。 1日あたり1台\7,000-（税別）　発送時の送料は原田産業負担、返送時送料は利用者負担。　別にマウスピース（100個入り\2,500）が必要。（2010/8/9確認）

※ 2005年4月から発売されていた「イキイキモニター」（根本特殊化学が開発し、兼松ウェルネスが販売代理店をしていた）は、販売が中止されています。

2006年7月31日、厚生労働省からメーカーに対して、製造・販売の中止、広告宣伝の禁止、全品回収の通達が出されたということです。
厚労省の見解では、イキイキモニターは、一酸化炭素濃度を測定する目的に使用される機器であり、内臓機能検査用機器（4,500種の医療機器の分類のうち）に該当するとの判断で、当該品は、薬事法第2条第4項に規定する医療機器に該当し、薬事法に基づく承認・許可を受けたものでないため、当該品を製造・販売したことは、薬事法第55条2項に違反するということです。

参考
薬事法第2条第4項
この法律で「医療機器」とは、人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機械器具等であつて、政令で定めるものをいう。
薬事法第55条
（販売、授与等の禁止）
第55条　第50条から前条までの規定に触れる医薬品は、販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で貯蔵し、若しくは陳列してはならない。《改正》平14法096
２　模造に係る医薬品、第13条の３の認定を受けていない製造所（外国にある製造所に限る。）において製造された医薬品、第13条第１項若しくは第６項の規定に違反して製造された医薬品又は第14条第１項若しくは第９項（第19条の２第５項において準用する場合を含む。）、第19条の２第４項若しくは第23条の２第１項若しくは第４項の規定に違反して製造販売をされた医薬品についても、前項と同様とする。

喫煙者の尿中に出ているニコチンやニコチンの代謝物を測定します。

● ニコチェック　（セティ株式会社の商品説明のページ）

Dynagene社製造。

定価	50回用　2万7千円 （試験管、ピペットなど別売り） 試験管 50本 2,800 φ13×100mmの蓋付き試験管 ピペット 50本 1,200 　 試験管立て 60本用 2,200 　 ピンセット 1本 300 　 ※2009年4月から定価改定（以前は2万4千円）
納入価	約？
製品説明	尿から検出されるニコチン及びその代謝物をわずか15分で測定する試験紙です。
操作方法	1.　0.5〜1.0mlの尿をφ13×100mmの試験管に採る 2.　NicCheck �Tテストストリップを容器から出し、試験管に入れ蓋をし、静置する 3. 15分後、付属のカラーチャートで判定する

※　原田産業から「ニックチェック」として販売されていたものは、「ニコチェック」と同一の製品です。（セティカンパニーリミテッドから原田産業に卸していました）

● ニコチンテスト”COT”　（有限会社テクニコンインターナショナルの商品説明のページ）

Accuracy-One社（英国）製造。

定価
納入価
製品説明	免疫測定法（クロマト法）で尿中の抗体との抗原・抗体反応の特異性を利用して、人間の尿の中のニコチンの主な代謝物質であるコチニン（Cotinine)を濃度200ナノグラム/mlカット・オフで定性的に検知します。 ニックチェックやニコチェックは半定性ですが、感度が2500ナノグラム/mlカット・オフ程度ですので、ニコチンテスト”COT”の方が10倍程度敏感ということになります。
操作方法	詳細は製品添付の説明書をお読みください。 ※テストに先立ち、テスト・デバイス、被検者のサンプル、コントロール等を室温（20-30℃）で用意してください。 1. 保護小袋からテスト・デバイスを取り出す。 2. ピペットで検体尿サンプルを吸い上げ、３滴をサンプル注入口へ注入する。 3. サンプル注入後の3〜8分の間で結果を読み取る（５分後推奨）。サンプルの追加や10分経過した場合は結果を読み取らない。

尿中コチニン測定を外注する場合は下記のようなものもあります。

●株式会社コスミックコーポレーション

コチニンELISA(尿用)　→詳細はこちら

1〜80検体140,000円（検体数に関わらず、81検体以上応相談）　※保険外


受動喫煙用コチニン測定ELISAキット（尿用）　→詳細はこちら

1検体4,000円（2010年8月末（必着）までキャンペーン価格3,000円）　※保険外

検体は、ろ紙尿でも同金額で測定可能だが、別途ろ紙採尿セット（￥300）が必要。

※　株式会社いかがくから販売されていた尿中コチニン検出器「ニコメーター」は米国での生産が取りやめとなり、現在販売していません。（2007年11月確認）
ニコメーターの製造中止告知からの経緯
　２００３年１２月　製造中止告知
　２００４年　７月　最終ロット製造
　２００６年　６月　最終ロット使用期限終了・販売停止
米国における企業買収により、採算性が悪いとのことでこのような結果になったとのことです。

※　株式会社ニチレイバイオサイエンスから発売されていたNicCheck^TM(ニックチェック)は発売が中止されています（2009年6月確認）

　唾液中に出ているニコチンの代謝物（コチニン）を測定します。　※ニコチンは測定しません

● ニコアラート唾液テスト”NicAlert Saliva Test”　（セティ株式会社の商品説明のページ）

Nymox社（米国）製造。

定価	NicAlert-S5 5テスト \8,500 NicAlert-S10 10テスト \16,000 NicAlert-S20 20テスト \30,000
納入価	？
製品説明	NicAlert Saliva Test（本製品）は、48時間以内に被験者がタバコの煙にさらされたかを唾液中のコチニン量で判定する医療機関向けの研究用試薬です。 検出感度は10ng/mLです。 非喫煙者においても、受動喫煙の影響で測定結果が陽性と判定される場合があります。 尿検体では、ニックチェックやニコチェックも半定性ですが、感度が2500ナノグラム/mlカット・オフ程度、ニコチンテスト”COT”は定性で200ナノグラム/mlカット・オフですので、現在国内で入手できる製品では最も感度が高いということになります。
操作方法	詳細は製品添付の説明書をお読みください。 １．個別包装の試験紙、漏斗、唾液採取管、ふた付専用フィルターをご確認下さい。 ２．試験紙の個別包装を開封後、専用測定チャート（ラミネート加工紙）に置いて下さい。ティッシュペーパー及び一般の紙の上には置かないで下さい。 ３．唾液採取管の上に漏斗を設置して、漏斗の上から唾液を垂らし、少なくとも採取管の1/2量になる程度まで収集します。収集後、漏斗は適切に処理して捨てて下さい。 ４．唾液採取管の上にふた付専用フィルターをしっかり閉めます。 ５．唾液採取管の側面を指で押して、試験紙の末端の白い部分に（緑色の矢印の下）検体を８滴ほど滴下します。 （専用測定チャートをご参照下さい。）
測定結果と解釈	レベル コチニン濃度 (ng/mL) 解説 0 0-10 非喫煙者、タバコ未使用者 1 10-30 喫煙者、タバコ使用者、（受動喫煙者？） 2 30-100 喫煙者、タバコ使用者 3 100-200 喫煙者、タバコ使用者 4 200-500 喫煙者、タバコ使用者 5 500-1000 喫煙者、タバコ使用者 6 >1000 喫煙者、タバコ使用者

唾液中コチニン測定を外注する場合は下記のようなものもあります。

●株式会社コスミックコーポレーション

コチニンELISA(唾液用)　→詳細はこちら

1〜80検体140,000円（検体数に関わらず、81検体以上応相談）　※保険外

受動喫煙用コチニン測定ELISAキット（血清・唾液用）　→詳細はこちら

1検体4,000円（2010年8月末（必着）までキャンペーン価格3,000円）　※保険外

血液中のニコチンやニコチンの代謝物を測定します。

血液中コチニン測定を外注する場合は下記のようなものもあります。

●株式会社コスミックコーポレーション

コチニンELISA(血清用)　→詳細はこちら

1〜80検体140,000円（検体数に関わらず、81検体以上応相談）　※保険外

受動喫煙用コチニン測定ELISAキット（血清・唾液用）　→詳細はこちら

1検体4,000円（2010年8月末（必着）までキャンペーン価格3,000円）　※保険外

更新情報
※原田産業のマイクロスモーカライザーとピコスモーカライザーが販売中止され、ピコ　プラスが販売開始されました
※尿・唾液・血液コチニン検査の外注について追記しました（2010/8）
※根本特殊化学の呼気COモニターの価格やメンテナンス費用、ホームページ、連絡先が変更されています（2010/5）
※根本特殊化学の呼気COモニターのメンテナンス時の貸し出し器および精度について追記しました（2009/6）
※唾液中コチニン測定器を掲載しました（2009/6）
※株式会社ニチレイバイオサイエンスから発売されていたNicCheck^TM(ニックチェック)は販売が中止されています
※セティ株式会社のニコチェックの定価が改定されました \24,000→\27,000　（2009/4）
※フクダ電子のマイクロCOモニターに同梱されていた専用ソフト「COBRA」が別売に変更されています（2007/12〜）