洲本市禁煙支援センター

★乳幼児突然死症候群(SIDS)★

 健康な乳幼児、特に新生児が、これといった原因もなく突然死亡することがあります。
 突然死は赤ちゃんの睡眠中におこり、苦しがってあばれたり、異常な声をあげたりすることもありません。
 突然死は、新生児期をすぎてから6か月までの赤ちゃんにみられることが多く、原因が全くわかりませんでした。
 しかし、多くの研究の結果、「妊婦の喫煙や乳幼児周囲での喫煙」「人工乳」「うつぶせ寝」が危険因子であることがわかりました。
 特に、「妊婦の喫煙や乳幼児周囲での喫煙」は乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因の6割を占めるとも言われています。

妊婦さんは絶対に喫煙してはなりません。
妊婦さんの周りでも絶対に喫煙してはなりません。
乳幼児の周りでも絶対に喫煙してはなりません。


赤ちゃん2500人に1人が乳幼児突然死症候群(SIDS)で、あまりにも短い命を落としています。
それはまわりの大人のせいかもしれないのです。


SIDSの6割がタバコが原因とする論文
Smoking and the sudden infant death syndrome: results from 1993-5 case-control study for confidential inquiry into stillbirths and deaths in infancy
Peter S Blair   BMJ 1996;313:195-198 (27 July)

赤ちゃん2500人に1人がSIDSで死亡するというデータ
乳幼児突然死症候群(SIDS)対策に関する検討会報告 厚生省 平成10年6月1日
疫学(死亡数、好発年齢等)
・平成7年におけるSIDSによる死亡数は、579人 (男児341人、女児238人)
・平成8年におけるSIDSによる死亡数は、526人 (男児317人、女児209人)
・出生 1,000 対 0.44 人 の死亡率である(平成8年)
・当疾患による死亡の約9割が乳児期。乳児死亡の第3位となっている。

詳細は赤ちゃん緊急事態宣言を参照下さい。