洲本市休日等応急診療所のデータ

患者数の推移

2000年4月に洲本市休日等応急診療所が健康福祉館に移動し、土曜、木曜の診療を開始してから受診者数が増え始め、年中無休となった10月からは毎月の受診者数が常に200名を超え、インフルエンザが流行した2003年1月には800名を越えた。


症状別集計

一般外来では「咳嗽」が世界的にも最も多い症状であるが、救急患者では「発熱」が一番多い。咳だけなら翌日の通常の外来までがまんできるが、発熱はまてないからであろう。上位5つで過半数を占める。


病名別集計

「急性上気道炎」「急性気管支炎」「急性扁桃炎」「インフルエンザ」という風邪とそれに類する疾患がほぼ半数を占める。「急性胃腸炎」は嘔吐や下痢を伴う疾患であるが、冬から春にかけてが多い。その他では「切創」「挫傷/打撲傷」「動物咬傷」「擦過傷」「熱傷」などの外傷は季節を問わずある。「虫刺症」は、蜂が多く、夏から秋にかけてが多い。



発熱のピークはおおよそインフルエンザの流行に一致している。



夏は外傷や虫刺傷(おもに蜂さされ)が多い。気管支喘息は梅雨の時期と秋口に受診者が増える。
急性胃腸炎(嘔吐や下痢、腹痛)は秋から冬にかけて、インフルエンザは1〜3月に流行のピークがある。