洲本市禁煙支援センター
★空気清浄機に注意★
下図のように、空気清浄機でタバコ煙の粒子相を100%除去できてもタバコ煙有害物質の3.3%が除去できるに過ぎません。
ガス相の一部(アセトアルデヒド、窒素酸化物(NOx) 、アンモニア、ホルムアルデヒド)も除去でき、きれいな空気になると明記している機種もありますが、これらを100%除去できたとしてもタバコ煙有害物質のわずか8.9%を占めるに過ぎません。
一酸化炭素やダイオキシンなどタバコ煙の主要な有害物質9割(一部ガス相すら除去できないものは96.7%)は空気清浄機を素通りして、全く浄化されることなく排気口から周囲に撒き散らされます。
このため空気清浄機は、タバコの害から100%非喫煙者を守らねばならない受動喫煙対策としては無効ですので、受動喫煙対策としては使用しないようにして下さい。
タバコ煙有害物質 | |||||||||||
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吸気口 |
空気清浄機を通過しても・・・
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排気口 |
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周りの人にも タバコを吸う人自身にも 危険です |
厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会(座長=内山巌雄・京都大学教授)の報告書によると、「分煙のために広く使われている空気清浄機は煙の粒子はかなり除去できているが、一酸化炭素や発がん物質などガス状のものは取れていない」とされ、「空気清浄機は発がん性物質などの有毒ガスをかえって周囲にまき散らす」と警告しています。
この問題についての詳細は、空気清浄機問題ホームページを参照下さい。