【水かけのいらない育苗技術(稚苗編)】
1.箱 土
10a=20箱の土の量、びわこ1号2袋と山土を36リットル混合する。
肥料はハイステ−ジ7号を200グラム(1箱当たり10g)
混合する。
3回切り返しすれば均一に混ざる。 →大切な箱土選び
2.たねまき
機械で1箱当たり160グラムまき、その後20グラム均一になるよう
手で追まきする。この作業で田植後の補植は不要。
3.芽出し
重箱方式で1〜1.5センチ程度芽出しをする。
野菜用コンテナを土台にし、農業用シ−トで包む。
包んだシートの上から急激な熱上昇を防ぐため、1枚コモかムシロを置く。
設置場所は、終日太陽の当たるところがよい。
→写真参照
4.苗置き場への搬送
芽出しした苗箱を、
太陽に直接当てないように(朝か夕方、又は曇天や雨天の昼間)
下図のようにビニ−ルの水槽に順次並べていく。
5.大穂を作る秘訣
緑化資材ラブシ−トの使用
上図のように並べ終わったらを直接ベタかけとする。
(高温による葉焼けは心配なし)
ラブシ−トの周囲を土で押さえる。
6.水の補給:管理
苗箱の厚みは3センチ。常時箱の底が浸水しておればよい。
水は随時補給すればよい。
7.ラブシ−トの取り外し
ラブシ−トの取り外しは、苗丈5〜6センチで行う。
8.田植え2日前
田植え2日前の朝、完全落水をし
夕方に多木有機液肥3号100倍液を2箱に1リットルの割合で散布する。
田植え当日の朝もおなじ要領でざっぷりとかける。